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交流分析とエゴグラム・チェック

 

 

アメリカの精神医学者エリック・バーンが1959年に創始した、精神分析の口語版ともいわれているのが交流分析Transactional Analysis(TA)です。

 

人は誰もが、心の中に、親の心、大人の心、子どもの心を持っています。

日常での、価値観、思考、感情と言い直すこともできます。

これを機能的に細分化すると、「批判的(管理的な)父親」、「優しい母親」、

「冷静な大人」、「自由な子ども」、「従順な子ども」の5家族に表すことが

できます。(「反抗的な子ども」を加え6人家族にする場合もあります。)

 

この5人のうち、どれが優位なのか、人それぞれに違います。或いは、同じ

人でも、そのときの環境、気分によって、何が優位となるか違ってきます。

特定の相手によっても現れ方が変わります。自分の特性を知り、相手の

特性を知ることは、対人関係の改善に役立ちます。

5人家族は、それぞれに次のような特徴を持っています。

 

批判的な父親(Critical or Control Parent):CP

 ・理想を求める ・良心的である ・過ちを許せない ・責任感が強い ・時間や金にうるさい ・子どもや部下に厳しい

優しい母親(Nurturing Parent):NP

 ・思いやりの気持ちが強い ・子どもや他人の世話をするのが好きである ・頼まれたら断れない ・叱るよりほめる

冷静な大人(Adult):A

 ・損得を考えて行動する ・現状を観察したり分析するために時間をかける ・他人の意見を参考にする ・能率的である 

 ・冷静である ・決断するのに苦労しない

自由な子ども(Free Child):FC

 ・喜怒哀楽を自由に表す ・言いたいことを遠慮なく言う ・欲しいものは今すぐ手にいれないと気がすまない ・遊び、食べ

  物、セックスなど満足するまで求める ・直感に頼る ・空想することが好きである

従順な子ども(Adapted Child):AC

・無理をしてでも親や他人の期待に副おうとする ・自己主張しない ・自己卑下や劣等感を持っている ・自分が犠牲になるこ

 とを厭わない ・本当の自分を生きていない

 

これらそれぞれの特性の強さ、強さの順、それぞれの特性の影響のしかたなどを表すのが「エゴグラム」です。 

 

左は、エゴグラムのイメージ図です。 5つの特性の強さ順の組み合わせだけでも120通りです。例えば左図の場合は次のような診断となります。

「秘書課長タイプ

 ・論理的で数値に強く、冷静で客観的なほうです。

 ・そのため、現実的判断が適切です ・・・・・」

 

このエゴグラム・チェックのサービスを提供します。

手順は次のとおりです。

① 申し込み

② チェックシートの送付

③ チェックシートの返送

④ 診断結果の返送

⑤ ご質問事項の送付

⑥ ご質問に対する回答

 

料金:診断結果の返送まで(①~③) 1,000円

    ご質問対応を含む(①~⑤)   2,000円

 

 

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